めだかとは。
初めまして。
ブログ【かんかんびいこ】を管理している ちよけん と申します。
以後、よろしくお願いします。
初めての記事は最近、大変人気な『改良めだか』の原種『日本めだか』について書いてみたいと思います。
この記事が少しでも改良や飼育に役立てばと思っています。
まず初めに日本には大きく分けて2種類のメダカが生息しているといわれています。
青森県の東部から日本海沿いに、丹後半島の東側まで分布している『北日本集団』
青森県の南部から太平洋沿いに本州、四国、九州、沖縄本島まで分布している『南日本集団』です。
北日本集団をキタノメダカ
南日本集団をミナミメダカと呼んでいます。
2種の外観的な違いは『ミナミメダカに比べキタノメダカでは体側後半に黒色の網目模様があり、オスの背びれの欠けが浅く軟条の長さの半分以下』とされているようですが、見比べないと分からないレベルだということですね。
大きく分けて2種と書きましたが、地域ごとに少しずつ違いが有るらしく、それを分類すると相当な数になる様です。
小規模の隔離された水域でも繁殖が可能なので、水域ごとに体形や体色に違いが有る様です。
環境に柔軟に適合できる多様性のある魚だということです。
その水域で、次の世代が生きていけるように進化していくわけで、遺伝的には意外と不安定だということが分かります。
この特徴を見れば、今の改良メダカの表現の多さも頷けますね。
不安定であるが故に人工的に改良が可能ということです。
このことで大事なことは、環境に左右されやすい魚だということです。
飼育環境の違いによって体色や体格の表現が変わるということは、同じ改良品種でも飼育されている水質、日照、餌等の違いで
表現は変わるということ。
このことを考慮して飼育容器の置き場や水温を気にしながら飼育すると面白い発見があるかもしれません。